佐世保市長へニミッツ寄港について申し入れました
8日日本共産党北部地区委員長石川悟委員長と山下千秋佐世保市会議員は佐世保市にミニッツ寄港を中止を佐世保市に申し入れを行いました。
申し入れの全文は下記に
佐世保市長朝長則男様
原子カ空母ニミッツ佐世保寄港についての申し入れ(全文)

2008年2月8日日本共産党長崎県北部地区委員会委員長石川悟

新聞報道等によりますと、米海軍原子力空母ニミッツが2月11日から5日間佐世保に寄港するとのことです。また、米海軍のホームページによりますと横須賀を母港とする空母キティーホークが定期修理にはいるため、その代替として西太平洋に配備されたと掲載されています。
 米海軍は、横須賀には原子力空母を母港として配備するとともに、佐世保には佐世保を「西太平洋で乗員が1,2週間程度休息できる基地」=準母港にしたてあげるという方針を明らかにしておりました。これを裏付けるように、04年以降、佐世保への空母の寄港はほぼ1年に1回のぺ一スになっています。寄港のたびに物資の調達、船舶や車両の手配などが繰り返され、日米が「ノウハウ」を蓄積してきました。これらの事実は、佐世保がアメリカの世界戦略にしっかりと組み込まれていくことを示しています。日本と極東の平和のためにという従来の説明は、もはやまったく通用するものではありません魯しかも今アメリカが行っているアフガン・イラクにおける戦争は人道上もテロ根絶にも逆行し、大義を失っています。アフガン・イラク国民の殺薮に手を貸してはなりません。
 長崎県は被爆県です。被爆県民は、核廃絶と非核三原則厳守を誰よりも強く願っています。原子力空母は核兵器搭載艦船です。核兵器の持ち込み疑惑はきわめて濃厚です。政府に対し、非核証明書提出を毅然と要求すべきです。
原子力空母の佐世保寄港は、原子力艦船の放射能事故、乗組員による事件・事故という二重の安全を脅かすものです。市民の安全を守る役割をはたすために原子力空母佐世保寄港に反対の態度を表明されるように強く求めます。


要請事項
1、市民の安全をまもる自治体の役割をはたすために、危険な原子力空母ニミッツの入港
に反対の立場を表明されること。
2、非核三原則を厳守するよう、そのために米国からの非核証明書提出を政府に強く求め
ること。
3、非核三原則の法制化を政府に求めること。