党職場支部の頑張りが期待されている

                          職場支部学習交流会開く


 
214日、党北部地区委員会は昨年に続き職場支部の学習交流会を開きました。学習会の1時間目は「資本主義の限界と未来社会論」のテーマで、党綱領第5章を大塚一敏元中央委員会幹部会員が講義。2時間目は「社会的連帯で雇用を守ろう。2009年の労働運動の課題と展望」を柴田勇輝元長崎市従組委員長が講義し、講義のあと質疑・討論しました。

 綱領の講義で大塚さんは、財界・大企業サイドからの資本主義の限界論や、新自由主義論者からの「自壊論」を紹介し、「資本主義限界論と党綱領の立場」の6中総決定報告。続いて綱領第5章を自らの体験を交えて説明しました。

 柴田さんは派遣村の活動を紹介し、雇用を守るたたかいを中心に講義。諫早のソニー関連会社で青年労働者が組合を結成した例などをあげ、今年の労働運動の課題と展望を示し、総選挙で日本共産党が前進することを強調しました。

 学習会のあと、なごやかに交流しました。

 学習交流会の感想の一部を紹介します。

◆グローバル経済・投機マネー、農業の破壊、労働の破壊など、資本主義の限界があることを理解した。

◆ベネズエラなど、中南米、ベトナム、中国など、社会主義を歩む国の動きを注目しています。

◆難しくて抽象的な言葉が多いところを具体的な事例を交えて話されたのは、自分が他の人に綱領を話す際の参考になりました。

◆資本主義の限界論と未来社会論についての講義は難しいところもありましたが、共産党が人間や社会の発展を考えていることが改めて明確にわかり、元気になりました。

◆資本主義の限界論というのは、非常にわかりやすかった。しかし私は社会主義・共産主義には心の底からの確信が持てずにいました。それは私が党に入ったきっかけが「職場をよくしよう。今の政治を変えよう」というのが一番でしたから。

 だから他人から社会主義のことを聞かれると逃げ腰になっていました。しかし今日の大塚さんの話を聞けてよかったです。

 

◆これから社会主義になった時もどうすれば良い方向に持っていけるのか、試行錯誤しながらやっていけるのではないでしょうか。