新婦人が小組体験交流会開く
 新婦人佐世保支部は10月20日、小組体験交流会をアルカス佐世保で開きました。絵手紙、ちぎり絵、折り紙、産直米、着物着付けのコーナーを設け、新婦人の会員やその友だち、案内チラシを見てきた人など、約60人が集いました。
 子ども連れの人が絵手紙、折り紙に興じ、産直米では「冷めてもおいしいごはん」のおにぎりを「おいしい、おいいしい」と言って試食しました。
 着物を着るとお顔のおしゃれも必要。眉カット美容相談も設け、会員の美容師さんが指導しました。
 新婦人は11月11日、12日の全国大会に向け多くの会員を迎えたいと、会員拡大にとり組んでいます。

 新婦人佐世保支部の連絡先
 電話0956−22−1639


新婦人とは
 新日本婦人の会は、1962年10月19日に結成されました。会創立のよびかけ人には、雑誌『青鞜』を創刊した婦人運動家の平塚らいてうさん、作家の野上弥生子さん、童画家のいわさきちひろさん、女優の岸輝子さんら第一線で活躍する32人の女性が名をつらねていました。
 会の「5つの目的」(下記参照)は共感をよび、この45年間、多彩な活動にとりくむなかで(「新婦人のあゆみ」参照)、現在会員20万人、会の機関紙として週刊の「新婦人しんぶん」を30万部発行、さらに月刊誌『女性&運動』も発行する、日本でもっとも大きな個人加盟の女性団体になりました。新婦人は" より人間らしく豊かに生きたい" と願う女性のネットワークで、全国の職場、地域、農村に基礎組織の班が1万以上あり、市区町村に880 の支部、47都道府県に県本部をおいて活動しています。2003年5月には国連経済社会理事会の特別協議資格を取得し、国連NGOとして、国際的な視野で活動をひろげています。
 日本婦人団体連合会(国際民主婦人連盟加盟)と国際婦人年連絡会(日本の主要女性団体41団体が加盟)のメンバーでもあり、1955年から毎夏、数万人規模で開催される日本母親大会の中心を担っています。

● 新日本婦人の会「5つの目的」

核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ります。
憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します。
生活の向上、女性の権利、子どものしあわせのために力をあわせます。
日本の独立と民主主義、女性の解放をかちとります。
世界の女性と手をつなぎ、永遠の平和をうちたてます。