後期高齢者医療制度の学習会が開かれました

 全日本年金者組合佐世保支部の主催による「後期高齢者医療制度」についての学習会が9月13日、佐世保民商会議室で行われました。
 学習会の冒頭に岸川浚・年金者組合佐世保支部長が「 来年4月から実施される後期高齢者医療制度の内容がまったく知らされておらず、他の民主団体とも話し合って、急に学習会をすることにしました」とあいさつ。
 山崎倉俊・長崎県社会保障推進協議会事務局長が後期高齢者医療制度について、学習パンフを使って講演。山崎氏は「医療費の適正化を推進するための・・国民の共同連帯の理念に基づき」という高齢者医療確保法を紹介しながら、「この制度は要するに、お年寄りにも応分の負担をせよということであり、それは財界や保険会社などが自らの負担増を減らし、またもうけのためにこうした制度を要求してきたのです」「介護保険のときは2年から3年ぐらいの時間をかけて導入してきたのに、今度は関係者にも十分周知徹底する時間もなく強行しようとしています。大きな怒りの声をあげていきましょう」と訴えました。 また山崎氏は「2〜3人でも、5人でも10人でも集まっていただくならば、学習会の講師としてきますので、呼んでください」と電話とファックスの番号を紹介しました。
講演のあと「老人保健は現在どうなっているのか」「資格証明証ってなんですか」「包括生とは」「なぜ75歳から後期高齢者というのか」など、多数の質問がだされました。


山崎倉俊氏の連絡先
   電話095−820−3013 ファックス 095−820−3014