山下千秋市議迎え、日野支部が懇談会開く 


 日本共産党日野支部は10月15日、「日本共産党懇談会・山下千秋佐世保市議が語る佐世保市政」を、赤崎町二組公民館で開催しました。地元から14人が参加。
 最初に日本共産党創立84周年記念講演会での志位和夫委員長の記念講演の「政党としての大道を歩む日本共産党」のダイジェストビデオ視聴しました。

 そのあと参加者の自己紹介。80歳や92歳のご高齢者も元気に語ってくれました。御船町に出現した4億8000万円をかけた米軍の将校住宅の壁のことが話題になったり、参加者の一人から、1メートル道幅の生活道路に、途中までしか手摺が途中までしかないことなどが話されました。
 山下市議は、安部政権がアメリカと自衛隊が手を組んで戦争ができる国にしようとしている危険性とアメリカの狙いを語り、核実験を行った北朝鮮の無法を批判しました。そしてこの北朝鮮の核実験による軍事的緊張が高まるなか、一番その脅威にさらされているのが、米軍基地を抱える佐世保だと指摘し、そのなかで平和を守る闘いの重要性を語りました。
 つぎに暮しにかかわる問題を話しました。自民・公明政権による、定率減税の廃止、公的年金等控除見直し、老年者控除の廃止により、市民税・県民税が5倍、10倍になった。このため、お年寄りの納税義務者が一気に1万人増えたことなどを紹介し、その一方で、現在建設中の米軍将校住宅11戸の費用が20億円になることを説明し、国民の暮らしには目を向けない、冷たい自民・公明政治を批判しました。

 参加者から、「共産党にもっと大きくなってほしいと。家族や友だちに、日本共産党への支持を広げていきましょう」との意見がだされ、来年のいっせい地方選挙、参議院選挙への展望が話題になりました。
 また政党助成金を共産党はもらったらいいのではないかと善意の意見が出ました。いろいろと語りつくすなかで、やっぱり政党助成金はきっぱり受け取らないことが、日本共産党の姿勢がよく分かるということになりました。                
左が赤崎町の民間が建てた米軍アパート
右は4億8000万の外壁です。