「韓国」 見たまま聞いたまま H
(後援会員Aさんの旅行記 2008年)
首都ソウルへ

 天安発4時30分のソウル行きのの高速バスで一時間15分。高速道はバス専用路線があり、スムーズな走りでした、片側4車線から5車線ありびっくり。付いたところは高速バスターミナルだったようです。さすがに都心に近くなれば人が多く、言葉は通じず、しばし考え地下鉄に乗ろうと思ったが断念し、タクシーでソウル駅近くに行く。7時過ぎに着き、中心部を散策。さすがに夜の街は人が多く、木浦は田舎だと実感した。宿を探し8時30分過ぎに90000ウォンでチェックイン。ソウル市庁舎前の広場で集会がありマスコミが多く来ていた。木浦でも集会を見たことがあるが、学生や子どもなど日本では考えられないような集会風景でした。
 翌朝7時から南大門市場へ行く。みんな日本語が上手で、日本人相手の商売人のようでした。うどん4000ウォン。近くの観光地に行くが日本人ばかりでした。景福宮・国立文化博物館など散策しました。朝鮮持代の宮城開門および守門将交代儀式などが行われてましたが、日本語・中国語・英語などで案内があり、観光客を対象にしたものでした。
 朝鮮王朝は約500年の歴史があり、その歴史と文化が展示してありました。王朝は1910年を持ってその歴史を閉じていますが、その時期は日本が侵略を開始した年です、王朝が解体したことは結果として、、、、、どうだのでしょうか。
 
 12;00発の地下鉄で西大門刑務所歴史館に行く。途中で昼食を取ったが、水も出なかったので韓国の食堂も色々あるなと思った。写真にあるように日本が戦争中に立てた刑務所の中で、1908年10月21日京城刑務所で新設され、1912年西大門刑務所に名称変更。そして1998年11月5日歴史館として開設されたそうです。
 歴史の重荷を感じ非常に鮮烈な印象でした。民族歴史館と違い、実際に侵略の為の施設が保存されていること自体が、韓国の人の中に歴史認識の教育の場であるとともに、民族独立にかけた人に感謝する事は、ヨーロッパのレジスタント運動にも値するような価値があると思った。何故日本では戦前命がけで侵略戦争反対を貫いた政党=日本共産党のたたかいが、今の歴史の中で余りにもぞんざいにと取り扱われているのではないかと、つくずく思った。
 帰りは親切な人がいて、電車の乗り継ぎの仕方を教えてもらって、無事帰宅。
名  称 写  真 名 称 写  真
南大門市場の朝の風景 景福宮風景
守門将交代式 徳弘殿
王朝時代の復元 保存されてる塀
ソウルタワー 西大手門刑務所歴史館
龍山駅から TKX 韓国新幹線